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【特集】愛情たっぷり♡天小の給食

 

こんにちは!学級委員担当役員のYです。

短かった1学期が終わりましたね。今年度は子どもたちの行事は無くなってしまい、私たち保護者もお会いする機会も無く、どことなく寂しい日々のまま夏休みに突入。。。

本来なら1学期は新1年生と転入生の保護者さんを対象にした給食試食会が開催されますが、今年はそれも無し、、、と思っていたところに、会長が栄養士の牧野先生に給食のお話を聞きに行くというお知らせが!

私も興味があったので、ついて来てしまいました(^^♪

 

戸谷会長は、学校給食について様々な報道が出る中で、天小の給食はどのような状況だろう、どうしたら天小の学校給食の取り組みをお伝えできるだろう、と考えていたそうです。

 

 

子どもたちからは「すごくおいしかった!」と好評の給食の話、お伝えします! (取材日:7月30日)

 


【戸谷】栄養士の牧野先生、よろしくお願いします。

 

【牧野先生】よろしくお願いします。

 

【戸谷】いつもありがとうございます。

今日、1学期の給食最終日でしたが、子どもたちがとても喜んだ給食でした。先生が1学期振り返ってどういう工夫をされてきたのかをお聞かせください。

 

牧野先生】配膳の人数を減らすのが第一だったので、食数をひとつ減らしました。それでも栄養面を考えていきたかったので、その分、混ぜごはんや汁物の具などを増やして対応しました。

 

【戸谷】給食のお皿の数が1枚減っているのは感染予防だったのですね。

 

牧野先生】はい。なるべく少ない人数の給食係(児童)で配膳できるように。スプーンフォークなどは口にそのまま触れるものなので、給食当番もビニール手袋をして配膳するようにしました。

 

【戸谷】今日のサラダも、いろいろな野菜が入っていますね。

 

牧野先生】品数を減すと食品数が減ってしまう、、とならないように、いろいろな野菜を使ってあげたいと思って、なるべく入れるようにしました。 また、行事も中止になってしまった上に、給食の時間もお話しもできず楽しく食べることが難しい中でしたので、せめておいしい給食をと思い、普段アイスは1年に1回しか出さなかったのですけど、今学期はフローズンヨーグルトとアイスクリームの2本立てにしました。ちょっとでも楽しめたらという気持ちです。なるべく好きなもの、人気のあるものを出してあげたいなと(^-^)

アイスも溶けないように20分遅れで。時間差で出しました。

「ハーゲンダッツだ!」「ハーゲンダッツだ!」と子どもたちも大盛り上がりで♪

 

【戸谷】ハーゲンダッツは牧野先生が選んだのですか?

 

牧野先生】はい。ハーゲンダッツ出してあげようと思って(^-^)

 

【戸谷】ほかにも候補はあったのですか?

 

牧野先生】はい。イチゴのアイスとか豆乳アイスとか。

それから、今学期は果物が出せませんでした。スイカやメロンを出したかったのですが、口につけたもの、皮も残ってしまうので、それはやめようという判断で。なので、ゼリーをなるべく出していました。

 

 

 【戸谷】給食調理員(エム・ティ・フード)さんの人数を減らして作業されていたのですか?

 

牧野先生】いいえ。分散登校の時は、お弁当給食を2回に分けて出したのですが、これはエム・ティ・フードさんの技術でできたことです。

 

【戸谷】すごいですね!!!

 

【牧野】2回に分けて。「第1便出します!」「第2便出します!」と。

 

【戸谷】バタバタでしたね。

 

【牧野】はい、何とか・・作業量が倍だったので、調理員さんもヘトヘトでした。

お弁当対応する学校もあれば、最初から普通の給食、お皿での配膳をしている学校もありました。その学校によります。 天小は人数が多いので、配膳となると密になってしまうので、校長先生ができたらお弁当がいいと。

 

【戸谷】子どもたちに夏休みにはどんなものを食べてほしいなど、夏休みの食生活についてアドバイスがありましたらお願いします。

 

牧野先生】学校では毎日牛乳を飲んでいますが、どうしても休みに入るとカルシウム不足になってしまう子が多いので、なるべくカルシウムを取ってほしいです。牛乳が苦手な子は牛乳を使ったフレンチトーストを食べるとか、カルシウムを取ることを意識して過ごしてほしいと思います。

 

※この写真はご本人の承諾の元、掲載しています。


 

混乱の中でも、おいしい給食を提供するために、たくさんの方が支えてくださっていいました。

休校中は学校と給食の有難さが身に沁みました。本当に有難いことです。

 

裏話もありますので、続きは第2弾で!